
写真の周りをぼかす方法

- Illustrator
で写真の周りをぼかしたい。
- 拡大・縮小にも対応させたい。
- 2辺以上の周りに、ぼかしグラデーションを適用したい。
ココがポイント
結論:
線幅にグラデーションを適用したマスク用のパーツを作成し、透明マスクを適用する。
皆様こんにちは。ユウスケと申します。
日々の生活で役立つ情報を発信しています。

今回は、Illustratorのグラデーション機能の中にある
「パスに交差してグラデーションを適用」
について解説していきます。
皆様は、「写真にぼかしを適用したい」
「写真の2辺や4辺を、直角に交差するようにぼかしをつけたい」
このように思ったことはないでしょうか?
1辺なら塗りのグラデーションで行えるのですが、
「2辺からとなるとグラデーションを円形にして微調整する」
このような方法で、ぼかしを調整されてきたのではないでしょうか?
そこで、もっと手軽で、ぼかしの調整も簡単な方法を
今回ご紹介できればと思い記事にしてみました。
この方法は、拡大・縮小にも対応しているので、
「ぼかし(ガウス)」の欠点も補っています。
それでは、説明していきます。
目次
1.「パスに交差してグラデーションを適用」
とは
Illustratorで線幅にグラデーションを適用すると、「線にグラデーションを適用」
「パスに沿ってグラデーションを適用」
「パスに交差してグラデーションを適用」
が選べるようになります。
それぞれ独特のグラデーションになるので、機会があれば使ってみて下さい。
今回は、線の内側から外側に向かってグラデーションがつく「パスに交差してグラデーションを適用」機能を使用しています。
2.写真にぼかしをつける
2.Step1 ぼかし用のパーツを準備する
ぼかす用の写真を準備。
写真のサイズから短い辺の長さを確認。
その辺の1/2の長さ分、縮小したマスク用のオブジェクトを作成。
(後に、線で写真を隠せるようにするため)
2.Step2 マスク用オブジェクトにグラデーションを適用
マスク用オブジェクトの塗りを「白」に。
線に「ホワイト、ブラック」グラデーションを適用。
先ほど確認した写真の短編の1/2サイズを、線幅に適用。
(サイズを忘れたら、図のように短い辺側のサイズを計り、2倍すればOK)
グラデーションを「パスに交差してグラデーションを適用」に変更。
すると、オブジェクトの4辺から中央に向かって、きれいなグラデーションを作成することができる。
2.Step3 「透明マスク」を適用
写真とマスク用のオブジェクトを2つとも選択して、「透明」パネルの「マスク作成」をクリック。
写真にぼかしを適用できました。
2.Step4 ぼかしを、お好みに調整
「透明」パネルで、マスク側をクリックして、編集ができるようにします。
マスク用のグラデーションを選択して、「グラデーション」パネルのスライダーを調整。
白を移動すれば、その分だけ、写真のぼかし幅を調整できます。
3.他のぼかしテクニックについて
関連
まとめ
お疲れ様でした。
Illustratorのグラデーション機能の中にある「パスに交差してグラデーションを適用」
について解説してきました。
この方法は、透明マスクを適用後、見た目を確認しながら、ぼかし幅を調整できるところが便利だと思います。
是非、皆様もこのテクニックを使用してみてください。
最後まで、ご一読いただき、ありがとうございました。